ードスンッ




「いって~。」

「えっ…。」





私は下にいる人を見る。





…戸川君!!





確か私突き落とされて…。





「戸川君?」

「大丈…」




戸川君が喋ろうとしたとき、私を突き落とした
女子たちが




「文様!お怪我は?」




と寄ってきて私を突き飛ばした。




「こんなブスのせいで…。」

「まぁっ!足がっ!!」





私は見てしまった…。




戸川君の黒い顔を…。