「ふわぁ~眠いって.....春日が隣?」

「高島君!!よろしくね.....。」

「あぁ....。」





高島君の隣なんて.....。




まあいっか。



前は加藤君だし。




通路を挟んで隣は戸川君だし。





「よろしくね春日♪」




加藤君が話しかけてきた。





「うん....こちらこそよろしく。」

「なぁ?春日......。」




高島君は私の方を見た。




改めて思ったけど高島ってカッコイイかも.....。



サラサラの髪に細い手足。


イイ感じに整った顔。



他の子が騒ぐのも無理はないな。


彼女いるのかな?



そんなことを考えていたらチャイムが鳴った。



あっ。


講義が始まる。


行かなきゃ。




そう言って立ち上がった時.......。