『あっ…!』

僕は飛び起きた。

ドクン ドクン
ドクン ドクン

心臓の音がイヤホンで音楽を聞くように、大きく耳に流れる
『はぁ…はぁ…は、っ…あ…夢、オチ?』

やっと心臓も落ち着いた。

生々しい感触は綺麗に覚えている

『学校…行かないから、罰当たったのかな…』

ゆっくり足をベッドから下ろす。

キシ…っと床が鳴り

扉を開き、部屋を出た。
ゆっくり階段を降りて、リビングに入る

母親がいた…

『…降りてきたのね。もう学校は遅刻よ。』

『わかってる。』

『近々ある文化祭くらいは行きなさいよ。』

『……』

黙り込んだ。
文化祭だけでるなんて、イベントだけ登校者じゃん

『たまには外出なさい。着替えて、ここに書いてるの買ってきて。』

そう言い母は出ていく。

いつも近所の友達と遊んでいる。

『はぁ…』