鼻血が止まると、間もなく全員が揃う。


『皆さん、どうですか?未来を知って過ごすのは…、怖いですか?楽しいですか?』

フォルトュナの問いに誰も何も答えなかった

『…愛想ないですね。まぁ、いいでしょう…、始めましょうか…』

みんな、もう慣れてきたように、サイコロを振り進める


僕の番がきた…明日は学校…不安が沢山溢れてくる…。

手が震えて、体が寒くなる。

息苦しくて、怖い…怖い…

『クレイス、大丈夫だよ。俺居るし、斜め後ろだから忘れもんしても貸してやる、昼飯も食お。だから、早く振っときな』

クロノスがそういい、横に立つ。

『…、うん。』

そして

サイコロを投げた――



>学校に行き、友達?が増える
母親が家出する。


そう出た。いろいろと気になる。

友達の後に?ってなんだ?
わからない…。

母親が家出?どうして…?学校を行くのを望んでいる母が?

意味がわからない。


『友達の事は気にするな。』

『どうして…?』

『友達が出来たら分かるさ。確信もないし。』

『ふぅん…』

『じゃ、起きるわ、弁当作るから。』

『え、早くない?まだ3時だよ?』

『クレイスの分も作るから。あ、要らなくても俺食うし』

『…、悪いよそんなの…』

『はいはい』

軽く流され、クロノスは消える

そして、すぐ
『やぁ、君…ラートリーみたいな年増に発情したみたいだね?』

ガンダルヴァが僕の肩を掴み、意地悪に笑い話しかけてくる。

『い、一応男なんで…』

『いやいや、あんな年増ありえないって…君も大人になればわかるよ?子供の可愛さがさぁ…』

『子供、苦手です…から。』

『この前の転校生…ちょーっと、体触ったら。えっちーって言いながら照れちゃって、こりゃいけるな』

『体に触る…?』

『おっと…、危ない。じゃあね。あんまり年増にデレデレしてると騙されるぞー』

そういい、ガンダルヴァは消えた

『…子供…か…』