『こら!…――!今日ぐらい学校行きなさい!聞いてるの!?大学どうするの!?留年するわよっ!?せっかく高校合格したのに!』 ドンドンと力強く、僕の母は扉を叩く。 こんなの…いつもの事だった…。 『――!――!聞いてるの!』 どうして…… 学校なんて…行きたくない…。 行きたくないの…なんでお母さんはわかってくれないんだ…。 やだよ。…お母さんには 分かる訳ない…。 お母さんになんか…