沖田は横たえていた体を跳ね上がらせ、土方に組み付いて彼を止めた。
「駄目だ土方さん!あなたまで、あなたまでダークサイドに堕ちてしまったら、いったい誰が僕らを止めるんだー!」
土方の手から竹刀が滑り落ちる。
「俺は・・・俺は何をしていたんだ・・・」
呆然と自らの手を見詰め小さく自問する土方から離れ、畳に転がった竹刀の一本を手に取った沖田は、
「今日は僕が、土方さんの代わりに近藤さんを粛清してやるッ!」
まっすぐに竹刀を構えて諸悪の根源である上司を睨みつけた。
「その心意気やよし!総司の覚悟に俺も富士山のポーズで応えようではないか!」
「きゃあっ!八畳の部屋にマウント富士がッ!」
「貴様らぁ!」
男たちが入り乱れ暴れる部屋の畳の上、近藤作の各国恋愛相対図が踏みにじられるままになっているのだった。
「駄目だ土方さん!あなたまで、あなたまでダークサイドに堕ちてしまったら、いったい誰が僕らを止めるんだー!」
土方の手から竹刀が滑り落ちる。
「俺は・・・俺は何をしていたんだ・・・」
呆然と自らの手を見詰め小さく自問する土方から離れ、畳に転がった竹刀の一本を手に取った沖田は、
「今日は僕が、土方さんの代わりに近藤さんを粛清してやるッ!」
まっすぐに竹刀を構えて諸悪の根源である上司を睨みつけた。
「その心意気やよし!総司の覚悟に俺も富士山のポーズで応えようではないか!」
「きゃあっ!八畳の部屋にマウント富士がッ!」
「貴様らぁ!」
男たちが入り乱れ暴れる部屋の畳の上、近藤作の各国恋愛相対図が踏みにじられるままになっているのだった。