緩斜面に降りたトコロで フロントサイドターン
少しコースを右にとった
が・・
小さなコブに 谷側のエッジがひっかかった
スピードのまま からだが仰向けになり 飛ばされ
後頭部から 雪面に落ちた
痛い というよりは 激しい衝撃を 頭と首に感じて
そのまま 意識が遠くなり 視界の中
空が 木々が グルグル回り 消えてゆく
スグだったのか・・ かなり経っていたのか ワカらない
目を開けた まだ グルグル回っている
見下ろしてる顔が いくつか
ヒロの顔が 見えた
「 大丈夫かよ! 」 頭が痛い
みんなの 顔はワカった
自分の 名前もワカる
ただ
何処にいるのか は ワカらない
何処から来たんだろう
子供の頃から いくつか住んでいた どの家から来たのだろう
好きだった 女の子たちが 次々と目の前に現れる
みんな 微笑んで 手を握ってくれている
とても 幸福な気持ちに 包まれた
少しコースを右にとった
が・・
小さなコブに 谷側のエッジがひっかかった
スピードのまま からだが仰向けになり 飛ばされ
後頭部から 雪面に落ちた
痛い というよりは 激しい衝撃を 頭と首に感じて
そのまま 意識が遠くなり 視界の中
空が 木々が グルグル回り 消えてゆく
スグだったのか・・ かなり経っていたのか ワカらない
目を開けた まだ グルグル回っている
見下ろしてる顔が いくつか
ヒロの顔が 見えた
「 大丈夫かよ! 」 頭が痛い
みんなの 顔はワカった
自分の 名前もワカる
ただ
何処にいるのか は ワカらない
何処から来たんだろう
子供の頃から いくつか住んでいた どの家から来たのだろう
好きだった 女の子たちが 次々と目の前に現れる
みんな 微笑んで 手を握ってくれている
とても 幸福な気持ちに 包まれた