もう何もかも、全てがどうでもよかった。

部活なんて、ただの暇つぶし。

本気で取り組む価値なんてない。

それでも俺は、試合で負けることは無かった。

ハハッ...あいつらの言う通りじゃん。

結局俺は、努力なんてする必要が無かったんだ。

俺はいつの間にか、そんな風に自分を守っていた。

傷つくのが怖くて、逃げていたんだ。

それを気づかせてくれたのは...あんただった。

俺のことなんて、どうでもいいでしょ。

俺がどうなろうと、あんたには関係ないでしょ。