「ねぇ、ちょっと付き合ってくんない?」

「あっ、うん。」

いけないいけない。

斗亜くんの声で現実に引き戻された。

「どこに行くの?」

「秘密。」

「秘密って...」

なんてマイペースなっ!?...って思ったのは、あえて言わなかった。

どこに向かっているんだろう?

斗亜くんの後ろを歩いて、数分がたったころ...