「きゃああああああああ!」

「.....えっ」

ちょうど俺と先輩が泊まっている部屋まであと数メートルと言うところ。

俺はすぐにそれが先輩の悲鳴だと分かった。

もしかして...何かあったとか?

俺は急いで部屋へと走った。

俺があの時出て行かなければ...。

後悔ばかりが襲う。

部屋の前まで行くと小さいけれど先輩の泣き声が聞こえる。