僕の死を引き出してくれる あなたが好きだ 膝を立てて僕を見上げて笑って そんなに役に立とうとしなくていいよって 真っ白な言葉をくれるあなたが好きだ どうか世界から僕を引きずり下ろして 証明することに血反吐を吐き続ける もうそこから先はなにもない 温かい毛布の中で囁く もう何もしなくても生きていていい? 唇に指先が当てられる 何も言う必要すらないんだって 指が教えるままに深く溺れていく そこがゴールだと 長い夜の海で確かめさせて