何、
何、
何!?

今のって‥‥
『告白』!?



どうしよう、
まだ返事してないけど‥‥
コウジがOKしたりしたら。

ペットボトルを握りしめる手が震えている。
‥‥怖い。

コウジに彼女ができることなんて、
予想してなかった。

コウジがOKしちゃったら
どうしよう‥‥!!


『ガシャン』

その瞬間、倉庫の中からまた物音がした。

「コウジ、何やってんの?」

今度は男子の声がした。

「あ‥‥別に何も」

コウジの声。

誰か部員が来たみたいだ。

「お前何キョドッてんだよー??
何かあったの?」

「いや、今さ‥‥ユミに告られた‥。」


さっきの子、ユミって言うんだ。
あたしはその場に立ったまま会話を聞いていた。
コウジ、盗み聞きなんかしてごめん!
‥‥でも聞かずにはいられないよッ!!