嘘。
マジで!?
『コウ』ってコイツなの!?
目の前に居る背番号『11』は見たこともない奴だった。
長めの茶髪で、確かに美形ではあるけど見るからにチャラそうだ。
「何でそんなこと聞くの?」
里奈は不思議そうな顔であたしに言った。
あたしは深呼吸をしてから、
「あのね。今さっき分かったことなんだけど‥‥。
あたしがアドレス渡して、
メールして、
一緒にお祭り行った人、
あの人じゃないんだよね‥‥」
と言った。
里奈は大きな目をさらに大きく見開いた。
「えっ!?」
「あたしが『コウ』だと思ってた人、背番号『11』じゃなくて『7』なの!
もう何が何だか、ワケわかんなくて‥‥!!」
「永山コウヘイ、じゃないの?」
「‥‥コウヘイ!?
違う、あたしが会った人は『コウジ』!」
だめだ。
人違いだ!
でも何で!?
マジで!?
『コウ』ってコイツなの!?
目の前に居る背番号『11』は見たこともない奴だった。
長めの茶髪で、確かに美形ではあるけど見るからにチャラそうだ。
「何でそんなこと聞くの?」
里奈は不思議そうな顔であたしに言った。
あたしは深呼吸をしてから、
「あのね。今さっき分かったことなんだけど‥‥。
あたしがアドレス渡して、
メールして、
一緒にお祭り行った人、
あの人じゃないんだよね‥‥」
と言った。
里奈は大きな目をさらに大きく見開いた。
「えっ!?」
「あたしが『コウ』だと思ってた人、背番号『11』じゃなくて『7』なの!
もう何が何だか、ワケわかんなくて‥‥!!」
「永山コウヘイ、じゃないの?」
「‥‥コウヘイ!?
違う、あたしが会った人は『コウジ』!」
だめだ。
人違いだ!
でも何で!?