次の日。
「・・・・」
「はろー。楓ちゃん♪」
なんなんだこいつは.....。
いつも通り、図書室に昼寝に来たらこれだ。
奴はニッコリと笑って手を振っている。
おまけにあたしのソファーを占領中だ。
「なにしてんの。」
「なにって.....楓ちゃんに会いに来たにきまってんじゃーん。」
あたしに会いに.....??
ふざけてんのか。
「でてって!!一刻も早く!!さぁ!!風のように!!」
あたしは声を荒げた。
「あーわかった。」
「....なにがよ。」
あたしは?マークを浮かべた。
「楓ちゃんは俺といたら惚れてしまうから、俺を追いだしたいんだな??」