――――――――――――


今日もいつも通り図書室のソファーで時間をつぶすあたし。


今は携帯で撮ったベンの写真を眺めています。


「時間なんてあっと言う間だよね。」


「うん。時間の有効利用ってこういうことだよね。」


そう答えて納得。




......ん??


ばっと後ろを振り返ると....



「こんにちはー昨日はどうも。」


王子サマがにっこりと笑っていた。

背後の黒いオーラは見えてます。



「なっ!!勝手に....なんっ!!」


あまりのことにビックリし過ぎて言葉がでない。



「なんで勝手に入ってきてんの!?」


「.....落ち着けって。別にお前の部屋じゃねーじゃん。」



ふんっと王子サマが言う。


た.....確かにそうだが....。