夕食をすましてお風呂に入った。
今日は疲れたなーと思いながらベッドの上に座る。
「ベンおいで!!」
そう呼ぶとベンは尻尾をふりふりしながら走りベッドにちょこんと乗った。
なぜにこの子はこんなにかわいいんだろう......。
ベンを抱き上げて頬をすりすりした。
ベンはあたしの心の癒しになる。
たまたま入ったペットショップで会って、この子がいいと直感的に思った。
あたしが中学2年生の時に家族になったから......もう3年経った。
ベンのためならなんでもできちゃうね。
親バカにでもなんにでもなってやるって感じ。
考え事してるあたしを心配そうに見つめるベン。
「もう寝よっか.....」
あたしは電気を消して布団に潜った。
「おやすみ.....ベン。」