「涙が‥!?起きたのか!?」
私はゆっくり目を開いて上体を起こした。
「奏‥ごめんなさい!グス‥ウェン‥ごめっ‥‥きゃ‥!!」
奏に‥今、だきしめられてる?
あんなひどいことしたのに?
「真夏!ごめんな‥ごめんな」
「奏‥私もごめんなさい。」
私は奏の背中に手をギュッと回した
「なぁ‥真夏一つ謝らなければならないことがあるんだ、」
胸がチクっとした。それって‥‥
「キス‥‥のことかなぁ‥?」
そう口にしたとき奏は目を見開いた。
やっぱりそのことなんだ‥
「真夏なんで‥‥?っ!?もしかして‥見たのか‥」
私はコクんと頷いた
「私ね。その時丁度
産婦人科にいって仲良しになった友達と話して帰る途中だったの。
そして見ちゃ‥‥ぅ‥ぅ~‥‥」
あのキスシーンを思い出してまた涙が溢れる
たくさん‥
たくさん‥
止まらない。
奏は抱きしめていた腕に力を入てくれた。
「真夏‥ごめん、言い訳見たいに聞こえるかも知れないけど聞いてくれるか?
てかきいてほしい」
私は本当は聞きたくない!
でも‥真実が知りたい。
「うん」
奏は優しく私の髪を撫でてくれた。
「ありがとう真夏。」
「ぅん…」
真実を聞いてはっきりしょ。
大丈夫だよね?
「あの日俺は本当に仕事だった。
…あいつ…雨宮るいな…」
あの人…
雨宮るいなって、いうだ…ッ
美人だったな…
名前も可愛ーしッ……
「あいつは…取引さきの娘なんだ。
俺が親父の社長の仕事手伝うようになってから……
ずっとつきまわれてたんだ。
」
…令嬢さん…?
じゃあ会社のため…相手の人を拒否できないの?
「親父にあいつを何とかしてほしいといっても取引さきの娘なら……「下手なことができない……。」」
奏は私の体をバッと離して…
私をみた。悲しそうな顔…
「そうなんでしょ?だって…下手すると…奏の会社……ッ買い取られるんでしょッ!!」
声が震える。
私………やっぱり…
「まな……「そんなの私堪えられないよ…!!!」」
ヤバイ…私…精神的に………。
ごめんね。奏…
「私達…………
別れよ…」
ごめんね。弱い人間で。
――――――――
あれから……奏と別れてから…
もう五ヶ月がたった。
自分でも早いぐらい時が過ぎて行った。
あの日からもう奏と連絡をとっていない。
だって奏のアドを消し、けい番、メアドをかえた。
もう…奏と繋がるものはない。
私のお腹は順調に大きくなってる。
奏には双子だということも言えないまま大阪にきた。
なんとか残っているお金と
妊婦でも働けるとこに就職して
お金をため生活をしている。
あのマンションから奏に黙って出て東京から大阪にきた。
成ちゃんにも支えられた。
ちょうど成ちゃん旦那が大阪に転勤ときいて、
一緒につれてきて貰った。
もちろん住むばしょは違うけど成ちゃんのマンションの部屋の隣に引っ越した。
成ちゃんが『妊婦同士支え合お!!』っていってくれた。
私は涙を流した。
そしていつも側にいてくれる。
今は生活に充実してる。
あかちゃんは…
成ちゃんはあと一ヶ月少し過ぎ
3月28日に生まれる予定。
私はあと一ヶ月後の
3月23日に生まれる予定。
奏と同じ誕生日になるね。
ある日。
―――バァーン!!!
きた!
「真夏ー!!!」
「なぁに~?」
「真夏ねー!まだ、いってないでしょ!!」
ゲッ!
なんでばれてんの??
今は成が私の部屋にきて
臨月にはいるから
仕事をやめなきゃならないのに
店長にゆってないことがばれておこりにきたわけだ。
だってネイルサロンの仕事がすきなんだもん!
やめたくないよ~(泣)
今はもう『成』『真夏』とよんでいる。
ギャーギャー
叫んでいる成をほっといて
ある人に電話した
―――ピッ
「あっ!雄大さん??」
『真夏ちゃん?どうしたの?そういえば成いないんだけど…まさか?』
えぇ
「そうですよ!首輪付けといて下さい!てか迎えにきて!」
『あはは!ごめんね。すぐ行くよ。』
「まってます!」
おし!今から雄大さんがくる!
成のうるさいお説教がおわるー(≧ε≦)
あっ!雄大さんは成の旦那さん。
成になんかあったらのために、けい番を交換した。
もちのろん!成に承諾得てます。
―――ガチャ
きた!(本日二回目)
「成!帰るぞー!」
雄大さんだ!
「えッ?なんでいるの?」
ふふ
成驚いている!
「ん~通報されたから。」
「通報…?……!?まさか」
成がキッと私を睨んだ。
おわ!怖い~
「真夏ね~!!」
「うん。そだよ。」
私はニコッ笑い
「雄大さんお願いします!」
雄大さんはわかったよと言い成を連れていった。
「ばいばーい成!」
「真夏ー!!覚えてなさいよ~!!!!」
「こら!妊婦が叫ぶなっ!」
と成は雄大さんに怒られてた。
クスクス
ほんとなかいいー二人。
…………羨ましいな。
私は後の棚の上においてある……
奏と私が写っている写真を見た。
五ヶ月たったいまでも…
奏のことを忘れたことはない。
自分から別れよと言った………
だって、
あの頃の自分には自信がなかったから。
弱い人間だったから。
まぶたをソッと閉じ心で奏にあやまる。
―――『ごめんね奏。大好きだよ。』
私はまぶたを開いて写真がおいてある隣に全身鏡があり……
そこに自分を写した。
「変わったなぁ……私………」
隣にある写真に写っている私と今の“私”
全然違う。