「もうすぐじゃない?」 「いや、あと1時間。」 あの~………、 嘘やめよっか。 「そうなんだ~!!」 「うん。」 てか… 家通り過ぎてるぞ!! それともあれは柊くんの家じゃ無かったのか。 「柊くん………」 「んっ?」 「あの家じゃないのっ?」 私は少し通り過ぎた家を指差す。