「柊くんのバカ!死んじゃえ!」


そう言いながら靴箱で靴を履き替える。






「誰がバカだって?俺は死なねーよ、不死身だから」


「なんか今、柊くんの声が聞こえた気が…。」




でもそんなはずないよ。


柊くんは先生に呼ばれて職員室に行ったはず。


空耳が聞こえるなんて…




私は柊くん依存性みたいじゃない。
やだやだ。

なんで柊くんなんかに依存しなくちゃいけないのよっ!!





「教室に行ったらいないからまさかとは思ったけど…ナナちゃん帰ろうとしただろ?」


「うわっ!また…」