あっと言う間に
外は日が落ちそうになってた。

「もう帰らなきゃな。」

帰りたくないな…。
離れたくない。
もっと一緒にいたい。

「んな可愛い顔したら帰したくなくなるから、
やめろよ…//」

「もうっ//」


竹内祐樹は家まで私を送ってくれた。

「んじゃあな。」

「うん…!
バイバイ。」

「あっ!
これから祐樹って呼べよ?
明日またフルネームだったらお仕置きな。」

「はっ?///」

「じゃあなぁ~」

帰り際までドキドキさせやがって~…。
祐樹…か。
恥ずかしっ///


今日話せてよかった。
受け止めてくれた。
私も恋をできるようになれた。
もう後ろを振り向かない。
前を見て進む。
新しい道を。