そうなんですよっ!
私のお母さんは漫画家なんです!

少女漫画家でけっこう有名っ♪
書店に行けば絶対置いてあるお母さんの作品。
いつもニヤけてしまう(笑)

私の夢はお母さんに影響されてか漫画家。
たまにお母さんに描き方を教えてもらう!
すっごい楽しい♪

ガチャ

私の部屋に入った途端
奈苗はベッドに転がる。


「あぁ~落ち着く~。
ほんと日和んちはなんでこんなに
落ち着くのぉ~?」


「知らないよ~(笑)」


と急に座り直して、


「で~?
どうしたのっ?」

さすが親友!
話あたしが話をしたいって事がすぐわかっちゃう。


「付き合う事になった。」


「ん?誰と?」


「竹内祐樹...。」


「...よかったじゃーんっ!」


「うんっ!」


「お~、
やっとかぁ!」


「やっと?」


「あ、うん。
私はわかってたよ。
日和が好きになってた事。」