「優さんが元気になって良かったです。でも…コレ無駄になっちゃいました」


っと袋から出したのは、ハーブティーのティーパック


「あ―…じゃ、今飲む」

「あ、はい。分かりました。じゃ、少し待ってて下さい。煎れてきます」


っと言ってクロは台所に消えて行った


さっきのこともあってか…
クロの居るこの空間は凄く安心する


最近気付いたんだ…
クロの存在が、徐々に俺の中で大きくなってきていることに


クロを拾ってから、桜治ユウの調子が良くなった

そして、今日はクロが離れて行ったことに恐怖を感じた


もう、認めるしかないのかな…

クロが居なきゃ不安って…
そうゆうことだろ?