「そうなん?でも屋上は立ち入り禁止のハズやんか。何でわざわざ来るんよ」

「そ、それは……」

彼女はしばらく考える様に俯き、大きな声で言い返してきた


「なら君はどうなんよ!?君やっておかしいやんか、こんなとこでおるなんて!」

「俺はサボりや」

そう堂々と言い返すと彼女は困った様な顔になる


「なんでよ!?何でサボるん?ちゃんと授業受けなよ!」

「それはお前もやろ。第一もう俺もう推薦受かっとんねん。わざわざクソみたいな授業受けてられるか」

そう言い返したら彼女は目に涙を浮かべ、俺をさっきよりさらに睨んできた

それと同時に突風が吹いてきて、俺は目を閉じてしまった