恥ずかしいのと同時に嬉しくて……。 「好き。ハルキ」 自然と言葉がこぼれていた。 ハルキは目を見張って驚いた顔をしたが、すぐに優しい顔になる。 「もっかい言って」 ジッと見つめられる。 その瞳からは逃れられない。 心臓がドキドキする。 ベンチに置いた手にハルキの手が重ねられた。