先にバースが歩き出し、後からヘウ"ンも付いて来る。
「あいつ等ちゃんと金の事考えて食ってるだろうな」
「どうだろ?ジュリアさんがいるからね」
身体に似合わず沢山食べるジュリア。あいつと食事に行くと、いつも財布は空っぽになる。
「全く…少しは考えろよな」
バースが呟き、少し歩いた時ふと振り返ると、付いて来ていたはずのヘウ"ンがいなかった。