「ったく、何であいつはいつもああなんだよ」
「まあいいじゃん」
どんな時も明るくて雰囲気を和ましてくれるジュリアさんはこのメンバーに必要だ。あの笑顔は心配事や不安を吹き飛ばしてくれる。
「さ、行こ」
「ああ」
バースもヘウ"ンと同じ事を思っていたのか、その表情は柔らかかった。