そして梨架はコソッと言う。 「ふふ…あたしに遠慮することないんだから、朱莉ももっと宏くんとラブラブしなさい♪」 え。 「あたしに彼氏できたら4人でデートしようね――バイバーイ」 「そうか、じゃあ遠慮なく…」 え? 「スキあり」 気付いた時には森川くんの顔が目の前にあって。 森川くんは優しい顔で笑っていて。 私も照れながら「だいすき」って言って笑った。 大好きな人たちの傍で ずっと笑って いられますように。