彼×友×私



ガラッ…


私は扉を開ける。


目の前には私の大好きな人が立っていて


おいでっていうように片手を出す。


「森川くんが好きです…!」


そう言って私は森川くんに抱き着く。


やっと掴んだ大好きな人の手は大事な親友の涙とひきかえで


今はまだ少しツライけど


いつかみんなで笑い合える日が来るって信じてる。


きっと来るって信じてる――――…