数十分もしないうちに、あたしの病室には皆が集まることになった


皆、というのは


蝶凛、黒春の幹部以上全員


そして、蓮妬


久しぶりに顔を合わせるということで嬉しい半面、どこか後ろめたかった





コンコンッとドアがノックされる



気配的に全員ドアの向こうにいるのだろう



爽がこちらを向いたので、あたしは頷いて、開けてと続けた






そして爽はドアを開けた





彼らがどんな顔をしていても、あたしが悪い





そう思って、覚悟を決めた







そして開いたドアから入ってきたのは………

























笑顔の皆だった