もう俺の近くに居なくて


俺のそばを離れて行って



もう時は戻らなくて…



心にぽっかりと穴が開いたようだった




蝶凛のやつらと会ったこともあった



だけど蝶凛も俺らと同じで、皆暗かった


まだ次の総長を決めていないようだった


というよりも、決められないようだった…



信じられなかったようだった


俺も信じられないけれど…



只、近くで蓮香が笑っていない


という現実だけがあって



辛くて、切なくて、虚しかった