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潤「蓮香…蓮香、起きろ」
と言う潤の声が聞こえてきて、あたしは目を覚ます
いつの間にか車の中で寝ていたようだった
蓮香『ん……』
少し寝ぼけたままの頭できょろきょろとあたりを見渡す
ここは家の庭の中だった
それに気がついてからハッとする
蓮妬に会うかもしれない…
さっきまで眠っていたから、そんな心の準備は全くと言っていいほどできていなかった
潤「蓮香、行くぞ」
そう言ってあたしの顔を覗き込んでくる潤
だけどあたしはうかない顔で首を振るしかなかった
だけど潤はあたしが何を心配しているのかがわかったのか
潤「大丈夫、会わねぇようにするから」
と優しく言ってくれた