潤「蓮香、酔ったのか?」


と、心配そうにあたしに尋ねてくれる潤



蓮香『大丈夫大丈夫!』



と言ってあたしは急いで笑顔を作る


だってこんなことを考えていたなんて、言いにくいし


潤「そうか?暗い顔してんぞ」


そんなに暗い顔をしていたのだろうか?


気をつけないと、長年一緒に潤といたのだから気づかれてしまう


スッと小さく息を吸って


蓮香『明日お母さんに着せ替え人形にされるかなって思って』


嘘を言った



あたしは最近嘘に囲まれた生活を送っている



潤にまで付かないといけないなんて、な