陸「まずは閻鬼っていう族について教える、雅」


そう言って雅を呼ぶ陸


説明が面倒なんだろう


表情がそう言って…、叫んでいた





雅「はい」



と小さく頷いて、あたしの方に向き直る雅



雅「まず、あそこの学校はレイプ、薬、犯罪行為を平気でやる族が集まっていると言われていますね?」


そう聞かれて、うんと頷き



雅「閻鬼はしていないんです」



蓮香『つまり正統派ってことか?』


そう聞き返すとはいと言って雅は頷いた


雅「仲間を守るために閻鬼には渡辺高校にしか仲間はいません」



他のところにいたらあたしみたいに脅される可能性があるからか…


と、心の中で納得する



雅「だけど、1人だけ連絡を取っている人がいるんです」


蓮香『え…?』



雅「きっと理事長は気づいていません」



蓮香『…』


それなら安心かな?と思い軽く頷く



蓮香『それって誰?』


と聞けば


雅「今から来ます」



と言って雅は笑った