ケイもデスクの前のイスからソファーへと移動をし、あたしの目の前に座った
只、いつものサングラス(結構大きい)を付けているけど
蓮香『どうしてサングラスを…?』
ついつい聞いてしまった
ケイ「顔が割れるとやっかいだから」
そう言って口角を上げたケイ
あたしが何かするとでも思っているのだろうか?
ま、する予定だけど…
ケイ「それよりさ、神上はいつまで自分の情報を隠しているのかなー?」
自分の情報?
そう言われてもよくわからない
蓮香『ハッキング…したのか?』
裏の世界ではハッキングなんてよくするから、それしかない気がする…けど
ケイ「うん」
やっぱりそうだった
バツの悪そうな顔なんてちっともしていないケイ
でも少しいらついているのか、足を揺らし始めた
この様子だと出て来なかったのかな?
蓮香『何かでてきましたか?』
そう言ってワザと聞くあたしもちょっと性格がねじ曲がっている