そこで、薄く靄がかかってきた



「んか…レ…か…」




声がする



どこからだろう





そこで視界がクリアになった




蓮香『あれ?』




そこはいつも見ている天井




夢から覚めたのだ




「蓮香」



そう横から呼ばれ気づく



蓮香『あ、おはよ潤!』



そうだ、昨日から潤がいるんだった





潤「大丈夫か?」


蓮香『え…?何が』



潤「魘されてた」



そう言われて気づいた




体中に汗がつたっていて、服もうっすらと濡れていた