ぜ・・・絶対次は忘れないっ!!!

忘れない忘れない忘れない!!


ガチャ・・・


「あ、パパとママ・・・って!後ろの人誰なの!?」


「ああ、この人か・・・事情は後で話すから
部屋に戻ってなさい」


「萌香!これどうしたの!?」


「え?ああ・・・えぇ!?てかあたしそんなの知らないよ!!」


玄関には大きな赤い箱が置いてあった


「なにかはさんであるわね・・・」


安藤財閥へ
我は先祖代々続く陰陽師の家系
我は安藤財閥の安藤萌香を嫁にしたい
もし嫁にしなければ安藤萌香の
親戚などを『殺す』
考える時間は長くやろう
3ヶ月間だ
3ヶ月間の余裕をあたえよう
必ずだ・・・
3か月たったら安藤萌香を迎えに行く




「な、なんですって!?萌香を・・・嫁にする!?」


「はぁ?お母さんなに変なこと言ってんの?」


あたしなんかを嫁にする奴なんているわけないし・・・


そもそも!なんで安藤財閥のこと知っての?


この短期間の中で裏技を使って広めたとか・・・


もしそんなことがあったらあたしすごいことになっちゃうよ・・・


「・・・少しそれを読ませてください・・・」


1人の背が高くてキレがある男の子が言った


背高!!しかも超イケメン・・・(タイプじゃないけど)


私と一緒で同学年なのかなぁ?


タイプじゃないけど