・・・なんか注目の的になってしまっているようですね、自分。

周りをチラッて見渡すとあたし達の周りにいた人たちがあたしとガクに注目してる。



「は、吐くなら外にはいてよね…」



恥ずかしくてくるっとまわってサッキーにそう言った。

サッキーはビックリしてたっぽいけど、別に気にしなかった・・・というか気に
できなかった。



ヤバい…あたしちょっとおかしくなったかも。

顔が赤いのは自分でもわかる。

心臓が爆発しそう…!



「ど、どうしたんだよルイ。なんかおかしいぞ?」



サッキーがあたしの顔をのぞいて気にしてくる。



「な、なんでもない!ちょっと、眠いだけだし!てか、あたし寝る。」



そう言ってあたしは腕を組んで俯いた。



「寝ちゃうのかよ。せっかくトランプもってきたのによ」


「少し寝たらあたしも参加するよ、まずは仮眠仮眠!」


「じゃ、お休みー」