酸素...酸素...酸素.....




もう...だ...め......



意識が飛ぶ寸前、

ガクッと崩れ落ちそうになると



コイツによって支えられた



はぁはぁと酸素を吸い込み、
呼吸を整える...



「そんなに俺のキスが
気持ち良かったのか?」


その瞬間、
顔が照りだした

...顔が熱い


それに気づいたのか、

ニヤッと意地悪に笑う


コイツ...いじめっ子か!?



「な...な訳ないでしょ!最低!!」



むかつく!



こんな奴に...


こんな奴に...








ファーストキスを

奪われたなんて......