「まさか...
 私のこと助けてくれたんですか?」
私がそう聞くと...

「まぁな...」

といっていた。

「それより早く片付けるぞ!」

っと言われたので片付けに取り掛かった。

2時間後...

「...ふぅ...やっとおわったぁ~♪
 手伝ってくれてありがとうございました!
 あと...たすけてくれてありがとうございました!」

と私は何度もお礼を言った。
するとその男の人は、

「...やっとおわったな!
 もぅ暗いし家まで送るよ!」

と言ってくれた。

「ぇ!でもそんなの悪いですよ...」

と私が言うと...

「暗い夜道を女一人で歩かせるわけにはいかないだろ?」

といってくれて
結局送ってもらうことになった。

私達は2人で並んで歩いてた。
何も会話がなく気まずかったので
私は名前を聞いた。

「...あの...名前なんてゆうんですか?」

すると男の人は

「俺は3年B組の風見 龍斗(かざみ りゅうと)」

私も自己紹介をしようと...

「私は....」

私の言葉を消すかのように

「星崎 如月だろ?」

っと聞かれた。

「なんでしってるんですか?」

って聞くと困ったように
少し間が空いて風見先輩が言った。

「先生にきいたんだよ...」

ちょっと
考えてたようにも見えたけど
深く考えずに

「そうですか」

っと笑顔で答えた。