次の日私は掃除当番で
ごみ捨てのところに
ごみを捨てに行っていた。

すると途中でみかけたのは
なんと夏川先輩!
話しかけようと
夏川先輩のほうに走って行こうとしたら...。

ものすごい勢いではしって
夏川先輩に抱きついて
キスする女性がいた...。

あれ?夏川先輩
彼女いなかったんじゃ...。

私はその光景を呆然と見ていた。
すると3年生の女子2人も
その光景を見ていたらしく
近くで二人で話していた。

「あれって夏川くんの
 いいなずけだよね?」

「うん...そうらしいよ...
 いいなずけがいたから
 彼女作らなかったんだってさ...」

え?夏川先輩のいいなずけ?
そんなの聞いてないよ...

せっかく頑張ろうって思ってたのに...
いいなずけがいたなんて...
私ってそこそこついてない女なんだ...
としょんぼりしながら
帰った...。

その夜は眠れず
ただただ泣いているだけの夜だった...。