[side龍斗]

俺は朝から機嫌がいい
今日は昼休みに屋上で
如月と会うからだ。

ものすごくウキウキしていた。
俺は昼休みが待ち遠しくて
ずーっと
早く昼休みに何ねぇーかな...
と考えていた。
そんなことを考えてると

「龍斗っ!何ボーっとしてんだよ!」

っと俺の名前を呼ばれ
ハッとなる。

「...あぁ...ボーっと何てしてねぇーよ」

っと俺は友達の涼太こと
鈴木 涼太にいった。

「いや!絶対ボーっとしてたね!
 なに?なんかあったのか??」

っと涼太はしつこく聞いてきた。
涼太はこーなると徹底的に聞いてくるので
俺は仕方なく言った。
俺は如月を屋上へ呼んだことを説明すると
涼太は

「あれ?星崎 如月って
 さきの親友じゃん!
 お前やるなぁ~!
 如月ちゃんってかわいいんだろ?」

と 如月のことを
ものすごくよく知っている
涼太に少しムカッときた。

「なんでお前そんなに
 如月のこと知ってんだよ...
 しかもさきってだれだよ...」

涼太はものすごい笑顔で俺に言った。

「さきってゆうのはなぁ~
 俺の彼女でぇ~
 如月ちゃんの親友らしいんだよ~
 それでさきはさぁ~
 めっちゃかわいいんだよなぁ~...」

俺は涼太ののろけ話に
付き合ってられなくなって
席を立って窓のほうへ向かった。

「...おっ...
 あと1分で昼休みじゃん...」

キーンコーンカーンコーンッ...

チャイムが鳴った。

「よっしゃ!」

と俺は小声でいい。

屋上へ急いで向かった。