[side如月]

.....[翌日].....

私はドキドキしながら
学校へ登校した...

そして真っ先に
さきちゃんにこのことを言った。
私が説明しおわって
さきちゃんが言った。

「えぇっ!風見先輩に
 屋上に呼ばれた!!!」

さきちゃんは
ものすごく驚きながら
言った。

「...ぅん..」

さきちゃんは喜びながら
私に言った。

「よかったじゃんっ!
 風見先輩なら
 如月とお似合いだって!
 がんばりなよ!
 ぁ~...新しい恋の予感じゃない?」

と さきちゃんはニヤニヤしながら
言った。

「...ぇっ新しい恋の予感って...」

「え?如月?
 あんた風見先輩のこと
 好きじゃないの?」

と私はさきちゃんに聞かれた。

「...よくわかんないんだよね..
 でもね...風見先輩に助けてもらったとき
 送ってもらったときにね...
 すごくドキドキしたんだよね...」

と私が言うと、
さきちゃんは、

「...よくわかんないかぁ~...
 でもドキドキしたってことは
 たぶん好きなんだと思うよ?」

私はさきちゃんにそういわれた。
たしかにドキドキしたけど
ん~...
やっぱりよくわかんない...

そんなことを考えていると
昼休みに入る
チャイムが鳴った。

私は戸惑いながらも
屋上へ向かった。