これから、一つになるんだ。


私の身体は熱を帯びていた。


脚を開くと、裸の遠藤さんが私の上に乗ってきた。


遠藤さんの口から息が漏れる。


遠藤さんは感じているのか目をつぶって気持ちよさそうに快楽に浸っているような表情をしている。


こんな顔をするのか。


遠藤さんが腰を動かすたびに、ギシ、ギシと大きくベッドが軋む。


私は天井を見ていた。


どうしよう。


優の時と同じで何も感じない。


全然よくない。


そう思ったその時だった。


快感に襲われた。


一瞬、何が起こったのかわからなかった。


でも、喘ぎ声を上げずにはいられなかった。


どんどん快感の波が押し寄せる。


幾度となく喘いだ。


とうとう私は絶頂の極みに突き上げられた。


凄まじい性的快感を味わう。


意識が遠のく。