私はどこまで堕ちたら堕ちなくてすむんだろう?


どうして私だけがこんな目に遭うんだろう?


私が何をしたというんだろう?


『おもちゃは飽きたらポイ捨てされる』という加瑠羅の言葉が現実となった。


さらに、妊娠までしていたなら死ぬしかない。


死ぬ以外に方法があるだろうか?


自殺するより誰かに殺してほしい。


誰か私を殺してくれないだろうか?


生きたくない。


もう、生きるのが嫌だ。


中絶なんて残酷なことを考えたくもない。


誰か私とお腹の赤ちゃんを殺してくれないだろうか?


その方が楽だ。


早く楽になりたい。


こんなことになって、ますます気が狂いそうだ。


気持ちが滅入ることばかり考えてしまうので今夜中に宿題が終わらないかもしれない。


もう放棄しよう。


何もかもどうでもいい。


どうなってもいい。


学校には行かなくていい。