「おい、何やってんだよ!!!」 「れお…?」 救世主なのか、 見かねた苓生が海実の手を止めてくれた。 「れおぉ…うみ裏切られた。 れおも騙されてるんだよ!?」 「・・・は?」 「俺ら3人いっぺんに騙すとか女って怖い生き物だよな。」 「お前らどうしたんだよ…」 さっきまでざわめいてたのに、 学校前の広場は私たちだけが残されていた。