お母さんに心配かけたくなかったから‥



お弁当は毎日キレイに全部食べたんだ。




いつも残ったご飯は‥
学校帰り、または‥
家に帰ってきて部屋に閉じこもって食べたんだ。




母に〔誰と食べているのか〕と聞かれ‥



私は答えられなかった。



〔友達と‥〕ぐらい言えば良かったのに‥



なぜか言えなくて‥





母の話を聞こえなかったふりをしたんだ‥








あの時の私は、とてもとても弱かったから‥‥






〔どうして私達だけ‥こんなにツライ思いをしなきゃいけないのか‥〕って






思っていた。