そうやって
ウキウキしてる私に
隣の席の幼なじみ
りゅうき こと柏原 龍樹が
私に小声で

「....バカ...」

その声に私は
反応した。

隣を見ていると
笑っている龍樹がいた。

「...龍樹のほうがバカじゃん...」

「冗談だって...あんなの真に受けんなよ...
 マジでバカだな...」

「バカじゃないもん!
 龍樹なんて大嫌い!」

私がそうゆうと
アキちゃんと龍樹が
顔を真っ青にして
私の後ろのほうを見ていた...。

え?なに?
恐る恐る見てみると...。
そこには
ものすごい怒りのオーラを出して
たっている
山田先生が...

「お前らいい加減にしろよ!」

ものすごく怖い顔をして
怒る山田先生を見て
私は死にそうだった...。

「夢崎!おまえ!
 遅刻はするし、授業中はうるさいし...。
 今日はおまえ居残り!」

えぇぇっ!
それだけは絶対嫌だ!
今日はアキちゃんにプリン買ってもらうんだよ?
それだけは勘弁してよぉ~...

いやだ!いやだ!いやだ!
いやだぁ~...

「山田先生ぃ~...
 いやだぁ~...」

私の言葉を無視して
授業を続ける
山田先生...。

「いやだぁ~...」

「おまえに拒否権なし!」

えぇぇ...

「今日の居残りは...
 夢崎と結城だな...。」