一息で叫び続けた麻奈は、息切れをしていた。 「何?言いたいことそんだけ?」 あたしの優しい問い掛けに麻奈は悔しそうな顔をする。 「え?いけないの? ブスにブスって言っちゃいけない?」 「別にそうゆうわけじゃないけど、あたしがブスならあんたは何なわけ?」 「美人だろ?美人にきまってんだろ? アホかあんた?どう見ても美人だろ? ブスの目ってやっぱ腐ってんの? かっわいそ! そろそろ眼科医いったほうが―――――」