麻奈は真顔になった。


何を考えているかわからない、ポーカーフェイス。


しかし、一瞬目を泳がせたのをあたしは見逃さなかった。


「ゆうまは麻奈のことを好きじゃない。


あたしの事を好き。


あたしもゆうまが好き。


麻奈って一方的な片思いをゆうまに押し付けてるだけじゃん」


「ちがうちがうちがう!!


あたしとゆうまは・・・両思いだよ!?


あんたバカ?」