「麻奈、おどしたんでしょ。 ゆうまを・・・手に入れたくて」 麻奈は高笑いをした。 無情な空に、麻奈の意思が広がる。 「何いってんの? ゆうまは私の事好きなんだよ? だから付き合うんだよ? あたしの片思いとか勝手な解釈してんじゃ・・・」 「ゆうまはあたしの事好きだよ」 あたしは麻奈の声を制して断言した。